Crimson Global Academy (以下:CGA)は、オンライン学校として、異なる地域にいる多様な生徒たちに対して実践的な科学の授業を提供することの難しさを理解しています。しかし、シミュレーション、動画、反転授業(事前に講義ビデオを見ることで、授業中はそれに対する質問や討論に集中する授業スタイル)、実習ワークショップ、自宅での実験など、あらゆる革新的なアプローチを通じて、能動的で魅力的な科学の授業環境を提供しています。
この記事では、CGAの科学の授業を詳しくご紹介します。CGAのユニークな授業を通じて、どのように実践的な教育を提供し、科学の世界で第一線をゆく次世代の生徒たちを育成しているのかみてみましょう。
CGAでは、多様なバックグラウンドを持ったクラスメイトたちが世界中にいます。すべての生徒が高品質な科学の教育にアクセスできるようにするため、シミュレーションと動画を活用しています。これにより、たとえ教室に物理的にいなくても、生徒たちは科学の実践的な概念を学び理解することができます。
バーチャルな科学の授業の効果を最大限に引き出すために、私たちはEdpuzzle(動画の学習コンテンツを作成できるソフト)を用いた反転授業の手法を取り入れています。生徒たちは事前に授業の動画を視聴し、その中の問いに答えておく必要があります。これにより、授業前に内容に慣れることができ、授業中に教師は実験の安全面、データの操作、試験形式の問題など、細かい詳細について触れることができます。
このアプローチにより、生徒たちは授業時間中に積極的に関与し、議論や活動に十分に参加することができます。
CGAでは、科学の授業の実践的な側面を向上させるために、常に革新的な方法を探求しています。現在、修士論文の研究を行っているGreenwich Chemistryの教師の一人が、生徒たちができるだけ簡単な手順で、小型の器具と少量の試薬を用い手軽に自宅で実験を行える、マイクロスケール実験の研究開発を行っています。これらの実験は安全で実行しやすいように設計されており、生徒たちは自宅で実践的な学習を行い、科学的な概念の理解をさらに深めることができます。
この研究から得られる結果や推奨事項には、CGAが目指す実践を含んだ科学の授業をさらに加速させる可能性があり、その結果を待ち望んでいます。
CGAでは実践的なワークショップを提供することにも取り組んでいます。現在、これらのワークショップはニュージーランドのオークランドで開催されており、生物学、化学、物理学の各科目で行われています。
これらのワークショップは7月の学校の休みの最初の週に行われ、経験豊富な教師によって実施されます。出席は必須ではありませんが、強く推奨されており、CGAで受講できる国際カリキュラム、IGCSE、International Advanced Subsidiary(IAS)、A-Level(IA2)の全てのレベルの生徒が招待されます。
これらのワークショップでは、実験を通じた実践的な体験のみならず、仲間や教師と対面で交流することができます。
CGAは成長を続ける中で、実践ワークショップを世界中に拡大することを計画をしています。ただし物流や費用の課題により、現時点では実現可能な選択肢と言える段階ではありません。しかし、私たちは可能性を探求し、クリエイティブな解決策を模索しています。生徒たちが場所に関係なく実践的な科学の授業にアクセスできる機会を提供するため、日々前進しています。
CGAではオンラインというバーチャルな環境でも、生徒を引き込む学習体験を提供できるように、科学の授業を設計しています。シミュレーション、動画の活用、反転授業、実践ワークショップ、また革新的な研究開発を通じて、生徒一人ひとりが将来の成功のためのスキルを身につけられる授業を目指しています。もしよりCGAの授業について詳しく知りたい場合は、ぜひ一度、専門家との無料個別相談までお問い合わせください。